事例06
官公庁
事例概要
今回は、デジタルリユースが官公庁のノートPC等IT機器合計15,000台を安全に一括処分した事例をご紹介いたします。
事例06
今回は、デジタルリユースが官公庁のノートPC等IT機器合計15,000台を安全に一括処分した事例をご紹介いたします。
リース会社の依頼で契約が満了となる案件の処分作業を受託
受託内容は全国約30箇所の庁舎及び支局に置かれている電子機器の撤去・買取
撤去対象品の内訳は、ノートPC 13,000 台、ルータ2,000台、合計15,000台程度
内臓SSDを破壊したPCであっても買取りしてほしい
撤去前にベンダーが機器からSSDを抜き取り破壊しているが、漏れが無いか確認してほしい
機器を撤去する前にSSDの抜き取り破壊作業を実施するため、当社より実作業を行うベンダーへ破壊手順書を送付し、破壊方法を指定させていただきました。
また、再販時に必要になるSSD取付用の放熱用銅板とネジを捨てずに箱詰めいただく旨、お願い致しました。
ベンダーと連携し、各拠点の数や立地、機器台数といった条件により、全作業期間を6カ月間とした上で、お客様との調整を経て引取スケジュールを確定させました。
事前に用意した梱包用段ボールにPC本体、ルータ、破壊作業済みSSDの箱詰めをベンダーに依頼し、撤去当日に拠点の搬出口へ集約していただきました。これにより搬出作業がスムーズに実施出来ました。
現地作業開始時に機器の運び出し経路の確認を実施。安全かつ最短距離の動線ルートを選択しました。
回収を担当するドライバーは事前に当社営業より共有された明細を基に、回収機器の台数及び品目に相違無いか目視確認を実施しました。
確認完了後、使用済み機器の入った段ボールは全数、台車に乗せて搬出致しました。
上記一連の搬出作業は、基本的に1箇所につき1名~6名(現場管理者含)で実施、物量に応じて事前に作業員の増員を行い、各拠点いずれも2時間程度で完了しました。
トラックは回収対象拠点30箇所から搬送するため、 1箇所につき4tトラック1台、物量の多い拠点では最大3台、合計60台使用。
トラックへの積込みが終われば、お客様に作業内容をご確認いただいた上で弊社センターへ搬送します。
運送中の紛失が無いことを確実にするため、当社センターに着荷した荷物の台数をチェック、全台着荷を確認してから次の工程に移ります。
13,000台のPC内に、万が一破壊されず残存しているSSDが無いか、検査部門がノートPCを点検し目視確認を行いました。
破壊作業が問題無く行われていることが確認出来た機器から、外観や機能面の検査に移ります。外観検査の際に機器にお客様情報が特定出来てしまうシールや付箋を発見した場合は、手作業で除去作業を行いました。最後に、データ入力部門が作業の記録を確認し営業への報告内容をまとめます。当社では各部門責任者が工程ごとの作業結果を多重チェックしているため、一切の漏れ無く作業を遂行することが出来ました。
本来ならSSDの抜き取り破壊によりPC本体も廃棄になってしまうところを、当社が買取りし、再販出来た点を高くご評価いただきました。
タイトな回収スケジュールにも関わらず、各拠点での撤去作業が短時間で完了した点に関して、お褒めの言葉をいただきました。
さらに、急なスケジュール変更や人員変更等のトラブルは一切発生せず、お客様に大変ご満足のいただけるサービスを提供出来ました。
今回の事例のように、一部破壊されている機器が買取出来ないかなど、不要な機器の処分で相談したい事がございましたらお気軽にご連絡ください。