事例01
医薬品系企業
事例概要
今回は、デジタルリユースが医薬品系企業のノートPC合計200台の導入をご支援した事例をご紹介いたします。
事例01
今回は、デジタルリユースが医薬品系企業のノートPC合計200台の導入をご支援した事例をご紹介いたします。
リース契約する案件の導入支援作業を受託
受託内容は電子機器のキッティング作業
作業対象品の内訳は、ノートPC 200台程度
LTE付閉域網ルータを貸与するので、ネットワークキッティングを実施してほしい
お客様回線に接続する際は記録を取り後日提出してほしい
故障時の予備機を用意し、リース期間中に不具合等あれば代替品を納品してほしい
パソコンの導入時、お客様がご指定するアプリケーションのインストールや、面倒な初期設定等を代行するサービスです。 業務内容の詳細に関しましては下記よりご覧下さい。
始めにお客様からリース対象の機種選定及びリース会社にPCの調達依頼が届き、双方でリース契約を締結しました。その後、お客様、リース会社、当社の三社で複数回打ち合わせし、当社への詳細な依頼内容と納期についてヒアリングしました。ご提示いただいた納期から逆算して、無理の無い作業プランを構築するように努めました。
お客様の方では、マスターPCとユーザー一覧を作成いただきました。 いただいたユーザー一覧を基に作業用の台帳を作成。個別のユーザー設定等がある際は随時、この台帳を確認します。
また、この時ネットワークキッティング作業時に使用するLTE付閉域網ルータも貸与いただきました。
次にお客様より送付いただいたマスターPCのイメージを抽出し、別のPCにお客様と取り決めた手順に沿ってクローニングや個別キッティングを施して、検証機を作成します。この検証機をお客様にレビューいただくことで、作業上の手戻りを防止しております。
併せて事前の打ち合わせにてお客様よりいただいた情報や要望事項を基に作業手順書を作成します。作業手順書には、作業の概要、使用する器具、導入予定ソフトウェアの内訳、キッティング実施手順、異常時の対応などを事細かに定義しております。作業手順書と先程作成した検証機を同時にお客様へお送りし、特に問題無いようでしたら本格的なキッティング作業に入って参ります。
作業手順書の内容を作業者全員に共有し、認識違いによる手戻りの発生リスクを減らしました。
キッティング作業を実施するにあたり始めに行ったのがクローニングです。当社施設のキッティング用LANへ接続し、200台のクローニングを実施しました。
その後、お客様より貸与されたLTE付閉域網ルータへ接続を切替え、お客様のネットワークへ接続し、キッティング作業の前準備をします。
併せて、ユーザ一覧を基に製造番号と顧客資産番号を照らし合わせ、以降の個別キッティング作業でミスや取り違えが無いよう識別しております。
ログインしwindowsライセンスがアクティブと確認出来たら、お客様指定のセキュリティ対策ソフト、社内連絡用ソフトなど、各種ソフトのインストールを実施しました。お客様のドメインサーバに対しドメイン参加を行い、ご要望通り接続記録を毎回取りました。
最後に、全数問題なくキッティング作業が完了しているか、動作確認を実施します。確認の際は、マスターPCで設定した項目が反映されているか、業務に必要なアプリケーションがインストールされ、いつでも使用可能な状態になっているか確認しました。
これら一連の作業は全て作業チェックシートにて機器1台ごとに記録、内容は当社人員による入念なダブルチェックを行いミスの無いよう注意致しました。
200台全てのノートPCが問題無く動作することが確認出来次第、お客様への納品手続きを実施。
機器をメーカ箱に戻す際は、傷付けたり箱を取り違えてしまうことの無いように注意致しました。
併せて、確認が完了した証明である作業チェックシートをPDF形式でお送りしております。
また、アフターケアの一環としてお客様の所有する代替機を20台程度、弊社センターにてお預かりし、既に納品済みのノートPCが故障した場合には当社センターより適宜、代替機をお送りする運用としております。
PCの運用について手離れすることが出来、システム要員の業務効率化が図られたとのお言葉をいただきました。
今回はお客様にネットワーク機器をご用意いただきましたが、VPNサービスの構築も実施可能です。
また、今回はPCに個別のSIDを設定する旨の依頼を受けていないため実施しませんでしたが、当社ではSYSPREPコマンドを用いたSIDの変更対応なども実施可能です。
機器の導入や不要な機器の処分で相談したい事がございましたら、お気軽にご連絡ください。